美しいバルディーズ港と、迫るチュガッチ山脈。
|
4月21日、22日
<ABAの前の駐車場にて日記を書く>
この二日間、悪天候で山に入れなかった。
21日は起きると、バルディーズの港では雨。しかもエンジンをかけようとすると、バッテリーが上がっているの始動不可能(原因不明)。
ロードサービスを呼んでなんとかエンジンを始動。午後はいつもの図書館でネットと読書。
スーパーに寄って、食料を買い込み、待っていたかの様に宴会開始。そして撃沈。

ひっそりとしたバルディーズ・フェリーターミナルの駐車場 |

このターミナルから週1便、コルドバへも就航しているようだ |

バルディーズへようこそ〜。 |

このバージは遠くサンフランシスコから来ているようだ。 |

こういうトラブルはトリップにはつきもの。こんな僻地までよく来てくれたものだ。 |
|
22日は、朝起きると、町でも雪ごんぶり。
近くにトイレがないので、関根さんはスーパーの袋に脱糞。
ランドリーで洗濯してシャワーを浴びる。雪は留まることなく降っている。山の状況を見るために、とりあえず山のほうへ車を走らせる。
結局ABAの近くの駐車場に車を停め、昼寝をしたり、読書をしたり。

翌日も雪・雪・雪・・ |

さてと山の方に行ってみますか。 |

町を出ると猛吹雪。 |
|
自分はこの数日間、リリーフランキーの「東京タワー」を読んでいた。
実は、活字という活字を読む読書はしばらくしてなかった。
卒業旅行でインド〜ネパールに一人旅したときは村上晴樹の「ノルウェーの森」。
タヒチにクルーズに行った時は沢木幸太郎の「深夜特急」。
そして、今回のアラスカでは「東京タワー」。
その地とは全く異なる場所の事を描いた本を読んでいると、今自分がいる場所がむしろリアルに感じられる気がしてくる。
「ノルウェーの森」では昭和の情景を想像しながら、ふと、目を上げると、インドの混沌とした喧騒。
「深夜特急」では香港から東南アジア、インド、中東、ヨーロッパの旅に妄想を膨らませて、ふと、目を上げると、紺碧の海のタヒチ。
そして、「東京タワー」では数十年前の福岡と、数年前の東京の情景を想像しながら、ふと目をあげると、ごんぶりのアラスカ。
それって、すごいギャップだよね。でもそれが読書の醍醐味かな。トリップ感。
酒がだいぶすすんで、この日記を書いています。
明日が、アラスカで行動できる最後の日。
ヘリが飛ぶといいんだけど・・・
でも、またアラスカに来るから、あせってはいない。
まだ、旅は終わってないけど、今回の旅は、インド〜ネパールを旅したように、自分にとって何かの節目になるような気がする。
ともかく、明日が最後のチャンス。こればかりは運。すでに、良い天気で何日か滑れたから運は使い果たしたか?
さて、どうなるか・・・