フラットライトで斜面の様子がうかがえない。

4月23日

<バルディーズ図書館にて日記を書く>

朝、寒さで目が覚めると窓のそとは意外にも明るかった。


仕事でアポイントをすっぽかしたという、変な夢から目覚めて嫌な気分だったが、天気がいいかもしれないという期待に心が高ぶる。
車の窓はびっちりと凍っていて、青空なのか、曇っているか分らない。
でも、誰がなんと言おうと、今日が俺の最終日。ヘリでもハイクでもいいから、昨日までに降ったパウダーが食えるといいなぁ・・・

窓の内側に張った分厚い氷を削ると青い空が見えた!
エンジンをかけて、外気をチェックするとマイナス9度。雪は早々に止み、放射冷却で冷え込んでいる。

どーよ、どーよ?!
すごい運じゃない?約2日降り続いた雪が止み、青空が見えている!
大を足しにトイレに行きながら、ABAのオフィスに寄る。
「おはよう。今日飛べる?」


最終日。昨日までの雪が見事に止み、晴れ渡った!

ABAのオフィスのドアに貼られたステッカー。
よく見るとGentenのステッカーも貼られている。


おバカだけどかわいい犬。犬はやっぱり雪が好きなんだね。
 


ABAでオペレーションしているエリアの地図。定番のコースだけでも沢山ある。

アラスカでの天気待ちを、車中生活でやるのは、精神的にも肉体的にもきつい。
2日間くらいなら、まだましだけど、翌日が快晴であることを願って時間を潰すのは、いくらスキーが好きでもそう簡単に耐えられないと思う。
3月にアラスカに来ていたら、天気待ちが1週間も続いたかもしれない。
最高で夢のようなスキーが出来る日もあれば、何をやったか分らないくらい無駄な時間をすごす、沈没する日もある。
これこそアラスカの陽と陰かな。

さて、結局、昼前にヘリで出発。
天候は急降下で下り坂。フラットライトの中、ロングを1発。
パウダーはなかなか良かったけど、全く視界がない中で滑るのはかなり酔っ払う。自分が操り人形になったかのように、パウダーの上で予想外のバランスを取らされ続ける。ま、でもパウダーを滑れるだけ良いよね。
「Thank god, it's POWDER!!」
まあ、ヘリが飛べただけいいんじゃないかな?


ヘリで出動!

風に流され何度もランディングを試みた後、無事ピークへ。
ガイド曰く「今日は無風だよ」。でもマジで怖かった。


本日の新井さん。


本日のテールガイドのローリー。


ぎゃはは!パウダーじゃ!

パウダーだけど、全く見えないんですけど・・


天候は悪いまま。
明日までに、まだまだ降雪があるってしきりにラジオで言っている。
明日は、バルディーズからアンカレッジに飛び、さらにシアトル経由でサンフランシスコだ。
サンノゼの「ラーメン晴」は9時半まで営業。なんとかそれまでに飛び込みたいところ・・・

ラーメン食いてぇ。

 ギアをまとめ町へ下る。明日でアラスカともおさらばだ。
 



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